2歳頃~ の運動

1歳頃~ の運動で初歩的な段階の運動をだいたいご紹介しましたので

2歳頃からの運動ははそれを踏まえて基本動作により磨きをかけていく段階になります。

這う

まずは36の基本動作の

移動系9種の一つ「這う」です。

 

「這う」→ハイハイ 
ですが、2歳頃になるとほとんどの子が
すでに歩き始めていますので
ハイハイをやってもらうのは至難の業(^O^;)

そこでおもちゃのトンネルなどが役立ちます。

 

さらに専用のものも売っていますが

大きめの段ボールなどでも簡単に作れる

段ボールキャタピラ。

 

そして3つ目の写真のように

防鳥ネットや防虫ネットなどと

重しを利用したものや単純にふとんなどを

くぐってもらうと這い這いよりも

もう少し姿勢を低くする腹ばいも

楽しんでやってくれますよ。

 

ぜひ試してみて下さい。

 


歩く

今回は「歩く」です。

ただ「歩く」のも良いですが、

もうワンステップアップした

「バランスを取って歩く」に重点を置きます。

 

その為にわざとバランスのとりずらい

足場のパターンをいくつかご紹介。

 

まずは平均台。 私が運動あそびをはじめた頃は

まだ写真2枚目のソフト平均台みたいなものがなかなか無く

角材を研磨したものを使っていました。

ちなみに敢えて今でも使っています(笑)

 

しっかり歩けるようになったら

「シーソーウォーク」や「下り坂」など

スマイルでは大人が使うバランスボールや

バトルロープなどを使っています。

 

そして足場の環境だけではなく

お子様にとっては片手で何かを持っていたり
両手で持っているだけでも

全然違った状況になります(^O^)

お子様と一緒にぜひ色々楽しんでみて下さいね(^O^)v

 


走る

「這う」「歩く」
に続き「走る」です。

 

今回も楽しく走れる遊びのご紹介です。
まずは新聞を使った遊び。


自分の身体に当てて走って行く風で新聞を
落とさないように走ります。

新聞ではなくティッシュペーパーや
レジ袋などでもできますよ(^O^)

 

 

また幼稚園などでよく行なわれている
レジ袋を使った凧なんかも楽しめます(^O^)v


レジ袋の凧は簡単に出来ます。
まず持ち手のところを紐で結び、


結んだ紐からもうひとつ長めの紐を
結び付ければ完成です。


あとは最後に結んだ長めの紐を
持って走りまわればOK!

道具も何も無い。。。
という場合は、パパ、ママが
追いかける「まてまて~」が
一番効果的です(笑)

くれぐれも安全な場所で
行なって下さいね(^O^)b


登る

「這う」「歩く」「走る」
に続き「登る」です。

まずは台に登る。
1歳頃~の運動でご紹介した
片足を掛けてから登る動作です。

そして、坂道を登る。


更に登り棒やロープなど

 

SASUKEではありませんが…(笑)
こんな登り方もあります。


お父さんと遊ぶ「お父さん登り」
なんてのも楽しめますよ(^O^)


お父さんが色々な態勢を取って
それによじ登る、といった遊びです。
子供との遊び方に困っている
お父さんはぜひ取り入れてみて
下さいね(^O^)

 


飛ぶ

「這う」「歩く」「走る」「登る」
に続き「飛ぶ」です。

幼児期に身につけたい36の基本動作 
「飛ぶ」には「垂直飛び」と「水平飛び」
の2種類があります。

はじめはお母さんと手を
つなぎながらちょっとした
段差から飛び降りような練習が効果的です。

1歳頃の運動でご紹介した
飛びつきジャンプ
抱っこ飛び&両足とび
などでしっかりと準備をしておきましょう。




慣れてくるともっと高いところからの
ジャンプもお手の物になります。


さらにこれらが発展して
「縄跳び」などの遊びにも
なっていきますので
たくさんやらせてあげてくださいね。

最後に…
ジャンプという動作は
子供も大人と同様に
とても疲れます(笑)
疲れさせて早く寝かし
つけたいとお考えの
ママさんにはお薦めの
遊びです(笑)
ぜひ、ご活用?下さい(笑)



蹴る

「這う」「歩く」「走る」
「登る」
「飛ぶ」
の次は「蹴る」です!

はじめは新聞紙なんかを丸めてテープで

止めたようなもので練習すると良いです。


物に当たっても被害が少なくミスキックをしても遠くまで
ボールを取りに行かなくて済みます(笑)

蹴る時、どの方向どのくらいの力加減
蹴ればいいか
考えられるよう目標を
決めてそこを狙って蹴らせるようにしましょう。

また、この時期はまだどちらが利き脚か
明確ではありませんので
右で蹴ったら

次は左というように左右バランスよく
蹴らせてあげるようにすると良いです。

うまく蹴れるようになったら
お父さんやお母さんと
パスをしたり蹴りながら
進んでいくサッカーの
ドリブルのような練習も
とてもよい刺激になりますよ。

こういう運動は特に
お父さんが積極的に相手を
してあげて下さいね(^O^)b

 


「歩く」について

これからの時期、もっとも
重要な「歩く」について
少し詳しく書きますね。

歩き方について
歩きはじめは足全体を
持ち上げて足裏全体で
ペタンペタンと歩きますが
2歳頃では段々と成人と同じように
かかとから着地して
親指の付け根で蹴る
ようになります。


この動きが正しく出来るように
「つま先立ち」の運動を
たくさんしてあげましょう。

つま先立ちの運動は
普段おもちゃやおかしなどを
お子様に渡す時、手が届く
位置よりほんの少しだけ
高い位置に差し出して
あげるようにすると自然と
つま先立ちをする回数が増ます。
ちょっと意識してみてくださいね(^O^)

次に腕、ですが腕は大きく
振って歩くと左右のバランスが
取りやすくなり背筋も
伸びて姿勢が良くなります。
ですが・・・

あえて「運動」として行なう場合、
両手でバランスが取れないように
両手もしくは片手で何かを
持たせるようにしてみましょう。


何度も行なううちに自然と
バランスのとり方が上手になり
何も持たずに歩く時の動作も
上手になります。

普段の何気ない動作も
ちょっとした工夫でお子様には
とても重要な運動になります。
ぜひ意識してみてくださいね(^O^)


2歳頃の運動‽! 番外 靴選び

今回は番外編。

「靴選び」についてです。

男の子はカッコイイ靴
女の子はカワイイ靴

選びましょう!!


と言うのは冗談です(笑)


大切な時期ですので
デザインよりも機能性を

重視してあげて下さいね(^O^)b

靴選びのポイントです。

指の付け根部分が適度に
固定されるもの


かかとがしっかりと固定されているもの

靴底は指の付け根の部分がしっかり
曲がるようになっているもの

つま先の部分は時期によって変わります。

ペタンペタンと歩いている時期(よちよち)
はつま先に5~7mm程度余裕がある方が
良いとされています。
そして2歳頃のこの時期に歩き方が
変わってきますので親指の付け根で
しっかりと蹴れるように1cm程度
余裕が
あるのが理想とされています。

あっと言う間に成長してしまって
ほとんど
履けなかった(ToT) 
なんてことも多々
あるかと思いますが・・・

 

なるべくお子様に合った靴を用意して
あげて下さいね(^O^)

お子様に瞬○を履かせても
脚は速くなりませんが・・・(笑)


この時期から足にあった靴を
履いているだけで脚が速くなる

可能性は十分にありますよ(^O^)v

 


くぐる

くぐる」です。

 

くぐる動作は自分のからだと
自分を取り巻く環境を把握し
それに対してからだの位置や
方向(上下・左右・高低など)
を理解し対応する能力が
養われます。
手を着かないとくぐれないような
低いものなどは自然と「這う」
動作も同時に行なうのでさらに
効果的ですよ(^O^)v


滑る

今回は「滑る」です。

 

滑ると言えば、すべり台ですよね(笑)
すべり台を普通に滑るのも姿勢を
保つ動きにとても効果的ですが、
公園で周りにお友達がいない時や
家のすべり台をお持ちなら・・・

 

反対滑り「写真1・2」


ウルトラマン滑り「写真3」


等など色々な姿勢でチャレンジ
させてあげてみて下さい(^O^)

また、滑り台が無くても

お母さんやお父さんのお膝の上でも

十分楽しんでくれますよ(^O^)v


おまけ…
こんな「滑る」もあります(笑)

 


ボールを使った運動「座る」

今日は「ボール」を使った運動。


第1弾は「座る」(笑)です!!

大人でいうところの
バランスボール的な感じです(笑)
バランスを取る能力。
体幹のちから。
また立ったり座ったりすることで
脚の筋力強化にも効果的です。

まずはお母さんやお父さんが
バランスボールなどで楽しそうに
座っているところを見せてあげましょう。

ポイントは「楽しそうに」ですよ(笑)
楽しそうにしているとお子様は
自然とマネをしたがります(^O^)
お兄ちゃんやお姉ちゃんがいるなら
お兄ちゃんやお姉ちゃんに一緒に
やってもらうのも効果的です。
まだ小さなお子様ならビーチボール
なんかでも代用できますので
楽しんでみて下さいね(^O^)

 

 


ボールを使った運動「転がす」

今日は「ボール」を使った運動第2弾

「転がす」です。


はじめはお父さん・お母さんと
向き合う形でボールを転がしてもらいましょう


目標地点までの転がす力配分や方向。
そして戻ってくるボールをキャッチする際
手・脚・身体など色々な部位でキャッチ
すようにすると空間認知の能力向上に
効果的です。
お父さん・お母さんがわざとコントロールを
ハズしてあげるとお子様はそれに
合わせて対応するのでさらに効果がありますよ。

 


走る「ここまでおいで~」

今回は「走る」

走ってくれるであろう?遊び(笑)

 

「ここまでおいで~」です(笑)

少し離れたところから「○○ちゃんおいで~」
とお子様を呼びます。
はじめは近づいてきたら思いっきり
褒めてあげたり高い高い等をして
楽しませてあげましょう。
何度か繰り返すと早くママのところへ
行きたくて早足→かけっこ と
なっていく事でしょう。
そして最後はママをスルーして
走りぬける日も来るかと思います(笑)

そうなったらママに褒めて貰う為
ではなく「走る」楽しさを覚えた
証拠です(^O^)v
スルーされても悲しまずに
喜んであげましょうね(笑)

 

 


走る「逃げろ~」

前回の「ここまでおいで~」
と一緒に行なえる遊びです。


「ここまでおいで~」と

呼んでおいてからの


ママが逃げる(笑)

子供追いかける(笑)

すでにちょっとした遊びの中で
行なっている方も多いかと思います(笑)

慣れてきたらママもちょっとした
フェイントなどを入れてあげると
それに反応することでお子様は
空間認知や自分の身体認識・
調整力・協応能力・平衡感覚・
敏捷性など色々な能力の
獲得に役立ちます


何気ない遊びで簡単に
できるのでぜひ行なってみて
くださいね(^O^)


走る「まてまて~」

「ここまでおいで~」からの「逃げろ~」
そして今回はついにママの反撃です(笑)

 

「待て待て~」 です(笑)
これもすでに行なっている方が
多いかと思います。

お子様もとても喜んでくれる遊びの一つです。
「逃げろ~」のフェイントバージョンと同じく

空間認知能力・身体認識能力

調整力・協応能力・平衡感覚

敏捷性の獲得に効果的!

ただ今回は目標を追いかける
だけではく自分を取り巻く環境に
対してどう身体を動かして対処
するか、という判断力も養われます。

と書くといかにもな
運動っぽく聞こえますが・・・


実は「元祖鬼ごっこ」ですね(笑)
昔からの遊びには意外と
大切なことがたくさん詰まっています。


伝承あそび  ケンケンパー

パパママもやった?!昔ながらの
伝承あそび「ケンケンパー」です。


昔はチョークで書いたりしてましたが
今はこんなプラスチック製の輪っかも
売ってたりします。
○が一つは片足、二つ並んでいたら両足。
という風にジャンプしながら進んでいきます。


色んなパターンで行なってみましょう。
番号を振ってその順番に飛んで
貰ってり色で順番をつけたり、
またまっすぐ前だけに進むのではなく
右に飛んだり、左に飛んだり
後ろに飛ぶようにしてみても
面白いですよ(^O^)v

移動系スキル「飛ぶ」・
瞬発力・巧緻性・平衡感覚・
空間認知能力等の向上に効果的です。

 

 

 


伝承あそび おしくらまんじゅう

「ケンケンパー」に続き
今日は「おしくらまんじゅう」


もはや説明も不要なくらい
誰しもが経験している遊び
だと思います(笑)

ママと二人で行なうのもよし、
みんなで円を作って行なうのも
良いと思います。
また大きな円を書いて
その外に鬼をおいて押しだされたり

外の鬼にタッチされたら鬼になる
なんてルールで行なう方法も有ります。

人数やお子様の年齢に
合わせてルールを変えて
楽しんでみてくださいね(^O^)v

 

 

 


伝承あそび  どか~んじゃんけん

今回は「どか~んジャンケン」です。


直線等の両端からスタートし
お互いがぶつかったところで
ジャンケンをして負けた方は
また端に戻って再スタート。
これを繰り返し、先に相手側の端に

到着した方が「勝ち」というゲームです。

直線の他、平均台や埋め込み式のタイヤ、
アスレチック等にある丸太なんかで

行なうとバランス感覚の向上にも効果的です。


二人で行なう場合はかなり大変ですが・・・(笑)
お子様の運動能力向上の為?
パパ、ママは頑張って下さいね(笑)


ちなみにこの遊び、私も小さい時
さんざん友達と行ないましたが
いくつか呼び名があるみたいですね。

 

実は私も日本スポーツ協会の

アクティブチャイルドプログラムで
はじめて正式名称?を知ったと
言うことは秘密?です(笑)

 

 

 


伝承あそび  影踏み

今回は「影ふみ」です。

 

こちらも小さい頃にやったことが
あるパパ、ママが多いのでは
ないでしょうか?(笑)
「○○ちゃんの影、踏んじゃよ~」
などと言いながら誘ってみましょう。
「踏まれないように逃げてね~」
と言って追いかけてあげると
影を踏まれないように走り
まわってくれると思いますよ(^O^)b

楽しくなってくると
お子様は影を踏まれないように
一生懸命走り回るので
くれぐれも危険が無いよう
パパ、ママは場所を選び、
周囲の環境に注意して
行なって下さいね(^O^)

このあそびがもう少し
発展しお友達同士など人数が多くなれば
昔パパ、ママがやったであろう
「影ふみ鬼」になります(^O^)v

 


ボールを使った運動 止める

また?!ボールを使った運動です(笑)

 

今回は転がしたボールを
止める(キャッチする)運動です。

ポイントは身体をボールに
対してしっかり正面に向けて
止める事です。

・キャッチ(両手で受け止めるスキル)の向上
・空間認知能力の向上
・集中力アップ などに効果的。

 


ボールを使った運動  足で止める

前回の転がったボールを止める
は「手」でしたが今回は

「足」で止めて貰います。

 

まずは写真のように片足をボールに
乗せて止めてもらいます。
左右の足でやって貰いましょう。


慣れてきたら足の内側でも

やってもらいましょう。

 

 


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